CASE 3

自律神経の乱れは、心だけの問題ではなかった

なんとなく不調が続いていた40代女性のケース

今回ご紹介するのは、
「大きな痛みはないけれど、ずっと調子が悪い」
そんな状態が続いていた40代女性のケースです。

主な悩みは、

・ 寝つきが悪い、
・夜中に目が覚める
・ 朝起きても疲れが抜けない
・ 常に身体が緊張している感じがする
・ 病院では「自律神経の乱れ」と言われた

肩こりや首こりの自覚はありましたが、
ご本人としては 「それが原因だとは思っていなかった」 という状態でした。

「自律神経が乱れている」と言われたけれど…

これまでに、

・ マッサージ
・ リラクゼーション
・ 自律神経を整えると言われる施術

などを試してきたそうですが、
少し楽になることはあるけど、 しばらくするとまた同じ状態に戻る というのを繰り返していました。

「自律神経が乱れている」と言われても、
結局なにをどうすればいいのか分からない そんなモヤっとした状態だったそうです。

Sialaboで最初に見たのは“自律神経”ではありません

Sialaboでは、
「自律神経が乱れているかどうか」 を最初の判断軸にはしていません。

なぜなら、
自律神経は“結果”として乱れていることが多い からです。

この方の身体を観察すると、

・ 首の付け根〜肩にかけて常に力が抜けない
・ 呼吸が浅く、胸がほとんど動いていない
・ 頭を支える首肩の緊張が強い

という状態がはっきり見られました。

ポイントになったのが「星状神経節」

ここで重要になるのが 星状神経節 です。

難しい言葉ですが、
場所としては 首と肩の付け根あたり にあります。

この星状神経節は、

・ 自律神経の通り道
・ 呼吸・睡眠・緊張状態に深く関係する

非常に重要なポイントです。

つまり、
首肩まわりの緊張が強い
→ 星状神経節周囲が影響を受ける
→ 結果として自律神経が乱れやすくなる
という流れが起きていました。

施術で行ったのは「自律神経を整えること」ではありません

施術では、

・ 自律神経に直接アプローチする
・ 特別な刺激を加える

といったことはしていません。

行ったのは、

・ 首肩の深層の緊張を抜く
・ 頭を支えるバランスを整える
・ 呼吸が自然に入る状態をつくる

という 構造的な調整 です。

星状神経節そのものをどうこうする、
というよりも、
そこに負担がかからない首肩の状態をつくる ことを目的に施術を進めました。

初回後に起きた変化

施術後、ご本人から出た言葉は、

「頭の中が静かになった感じがする」
「首と肩が軽くて、呼吸がしやすい」

というものでした。

その日の夜は、

・ 寝つきがいつもより早かった
・ 夜中に目が覚めなかった

という変化があったそうです。

なぜ不眠や疲労感が安定していったのか

数回の施術を通して、

・ 首肩の緊張が日常的に戻りにくくなった
・ 呼吸が浅くならなくなった
・ 日中の緊張状態が減った

結果として、
「自律神経を整えよう」としなくても、 乱れにくい状態になっていった
という変化が起きました。

このケースからわかること

このケースが示しているのは、

・ 自律神経の乱れ=神経の問題とは限らない
・ 不眠や慢性疲労の背景に、首肩の構造的負担があること
・ 首肩が原因でも、痛みとして出ないケースがある

という点です。

「自律神経」という言葉だけに注目すると、
本当の原因を見落としてしまうことがあります。

同じような不調を感じている方へ


・病院では異常がない
・ 自律神経と言われたけど、どうすればいいかわからない
・ 不眠や疲労が慢性化している

そんな方の場合、
原因は“神経そのもの”ではなく、 神経に影響を与えている首肩の状態 にあるかもしれません。

不調を症状だけで見るのではなく、
なぜそこに負担がかかっているのか という視点が、改善のきっかけになることもあります。
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