顔が大きいのではなく「中顔面が間延びして見えていた」ケース
来院時の状態
来院時の悩みは、単に「小顔になりたい」というよりも、
- 顔が間延びして見える
- 写真を撮ると余白が気になる
- フェイスラインがぼやけて見える
といった、顔全体の見え方に関する違和感でした。
ご本人の感覚としては、
「顔が大きいというより、なんとなく締まりがない」
という表現が近い状態でした。
実際にお話を伺うと、顔の大きさそのものよりも、頬まわりの立体感やフェイスラインのぼやけ方によって、全体が間延びして見えていることを気にされていました。
これまでの対処と限界
これまでに、
- フェイシャルマッサージ
- むくみケア
- 表情筋トレーニング
などを試してきたものの、
「その場では少しスッキリするが、数時間〜翌日には元に戻る」
という状態を繰り返していました。
一時的に顔まわりが軽くなったり、スッキリして見えたりする感覚はあるものの、時間が経つとまたフェイスラインのぼやけや中顔面の間延び感が気になる。
そのため、ご本人としても、
「ケアをしているのに、見た目の印象が安定しない」
という感覚があったそうです。
身体の観察ポイント
Mさんの状態を観察すると、特に目立っていたのは次の点でした。
- 頬骨まわりの緊張が強く、頬の立体感が出にくい
- 側頭部の硬さにより、頬まわりが外側・下方へ引かれやすい
- 顔全体が引き上がりにくく、間延びして見えやすい位置関係になっている
頬骨そのものが悪いというよりも、頬骨まわりの組織が硬くなり、顔全体の立体感や引き上がりが出にくい状態になっていました。
また、頬骨まわりは側頭部やこめかみ、頭部の中央にある蝶形骨とも関係が深く、周囲の緊張が連動しやすい部位です。
そのため、顔の表面だけをマッサージするのではなく、頬骨・側頭部・頭部全体のバランスを含めて確認することが重要でした。
施術の考え方
頬骨まわりについても、単に筋肉を緩めるのではなく、
- 頬骨まわりの動きを妨げている緊張
- 側頭部との張力バランス
- 顔を支える頭〜首の位置関係
といった、**「引き上がりやすさをつくる支点」**から調整を行いました。
目的は、顔を無理に小さくすることではなく、頬まわりの緊張や頭部とのバランスを整えることで、顔全体の立体感が出やすい状態をつくることです。
初回の変化
初回施術後、鏡で確認したときに次のような変化が見られました。
- フェイスラインがスッとまとまって見える
- 中顔面の余白感が気になりにくくなった
- 表情が自然に明るく見える
- 頬まわりの立体感が出やすくなった
顔を強く押したり、無理に引き上げたりしたわけではありません。
それでも、頬骨まわりや側頭部の緊張が変わることで、顔全体の見え方に変化が出ていました。
ご本人からは、
「強く押された感じはないのに、見え方が変わっているのが不思議」
という言葉がありました。
顔を強く押したり、無理に引き上げたりしなくても、頬骨まわりや側頭部の緊張が変わることで、顔全体の印象に変化が出たケースです。
変化が安定した理由
数回の施術を重ねる中で、施術後のスッキリ感やフェイスラインのまとまりは、徐々に戻りにくくなっていきました。
これは、頬だけを一時的にケアしていたからではありません。
頬骨まわり・側頭部・首まわりの緊張バランスが変わり、顔全体を支える土台が整いやすくなったことが大きな理由です。
具体的には、
- 頬まわりだけに緊張が集まりにくくなった
- 側頭部やこめかみの張りが抜けやすくなった
- 頭〜首の位置関係が整い、顔全体の引き上がり感が出やすくなった
という変化が見られました。
その結果、中顔面の余白感やフェイスラインのぼやけが戻りにくくなり、顔全体の印象が安定しやすくなっていきました。
このケースからわかること
・ 小顔の悩み=顔の問題とは限らない
・ 間延び感は「張力バランス」の結果
・ 支える構造が変わると、見え方も変わる
ということです。
同じような症状でお悩みの方へ
「顔を小さくしたい」と感じていても、本当の違和感は、顔の大きさそのものではなく、中顔面の余白感やフェイスラインのぼやけ、頬まわりの立体感の出にくさにあることがあります。
顔だけをケアし続けても変化を感じにくい場合、頬骨まわり・側頭部・首まわりなど、顔を支えている周辺のバランスを見ることが大切です。
Sialaboでは、顔を強く押したり、無理に小さくすることを目的にするのではなく、
なぜ間延びして見えるのか
なぜフェイスラインがぼやけて見えるのか
という視点から、顔全体の見え方を確認しています。
顔の印象は、顔そのものだけで決まるわけではありません。
見方を変えることで、フェイスラインや中顔面の印象にも変化が出ることがあります。